202611/3
ポーズの指定のしかた|体の向きから決めて、崩れにくくする
プロンプト研究の基本 4ポーズの指定体の向きから決めるねむねむ工房
ぽわぁ……今日は「ポーズ」のお話ぽわ。
ポーズはほんとに苦手。腕が 3 本になったり、足がねじれたり……。
腕が 3 本あったら、おにぎりを 3 つ持てるのに!
それは、細かいところから先に決めてるからかもしれないぽわ。大きいところから順に決めると、ぐっと減るぽわ。
ポーズの崩れの多くは、AI が「体の向き」と「手足の位置」を同時に決めようとして、つじつまが合わなくなることから起きます。そこで、大きな部分から小さな部分へ、順番に決めていくのが近道です。
決める順番
- 体の向き: 正面・横・後ろ・ななめ
- 姿勢: 立つ・座る・寝転ぶ・しゃがむ
- 手: どこに置くか、何を持つか
この順で書くと、あとから書いたものが前のものに合わせて決まるので、全体がまとまりやすくなります。
体の向き
| 向き | 見え方 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 正面 | まっすぐで安定、少しかたい | facing viewer |
| ななめ | 自然で立体的、いちばん使いやすい | three-quarter view |
| 横 | 体のラインがきれいに見える | from side, profile |
| 後ろ | 背中や髪を見せられる、顔は振り向きで | from behind, looking back |
迷ったら「ななめ」でいい?
いいぽわ。正面より自然で、横よりも顔が見えるぽわ。
ルナは、ねころんでのびーってするポーズが得意だよ!
ウチは片足あげて手ひろげるやつ! 写真はこれしか勝たん〜。
姿勢
姿勢は動詞 1 つで書くのが基本です。「座って、片ひざを立てて、少し前かがみで」のように重ねるほど崩れやすくなるので、まずは sitting だけで出して、気に入った形が出てから細かい指定を足します。
手は「何をしているか」で書く
手は、形よりも役割で書くほうがうまくいきます。
- 「指をこう曲げて」ではなく「カップを持つ」
- 「腕をこう上げて」ではなく「手をふる」
手に仕事をあげると、迷わなくなるってこと?
そうぽわ。ひまな手は、どこに行けばいいか分からなくて増えるぽわ……。
じゃあ、おいらの手には、いつもおだんごを持たせておくね!
ルナの手には、にぼし! ……あっ、食べちゃった。
ウチの手には、にんじん持たせとこ〜。ありよりのあり!
手を見せない手もある
どうしても手がうまくいかないときは、ポケットに入れる・背中で組む・画面の外に出す、といった方法で手を見せない構図にするのもひとつの答えです。
うまくいかないときの直し方
| 起きたこと | まず直す所 |
|---|---|
| 手足が増える | ポーズの言葉を減らす・手に役割を与える |
| 関節が変な向きに曲がる | 体の向きを先に書く・ななめにする |
| ポーズがかたい | 正面をやめる・重心を片足に乗せる |
| 毎回同じポーズになる | 姿勢の動詞を変える(立つ→歩く など) |
ポーズは試し生成で当たりが出やすい項目でもあります。言葉で細かく指定するより、枚数を出して「近いもの」を選び、そこから少しずつ直すほうが早いことも多いです。
大きい所から順番に。手には仕事を。……よし、もう 3 本目の腕はいらない。
連載の最後は「背景と小物」のお話ぽわ。主役を立てる引き算を見ていくぽわ〜。















